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前作と同じくやっぱり焦点がどこだかわからないし・・・。弁護士成瀬貴史の憂鬱 (講談社X文庫 ホワイトハート)
前作「弁護士成瀬貴史の憂鬱」の続きものですが、やっぱり前作同様伏線がいまいち生かしきれていない。
せっかくかっこいいけど少し屈折した近寄りがたいところのある弁護士成瀬の話なのに、実にもったいない!!
成瀬が有罪にした男ってのもまあ出てくるんだけど、それはそれ。そこまでだから何があるというわけでもない。
そう、全体的に全部が不完全燃焼なんですね、きっと。
成瀬が相澤を好きだから彼のキャリアや人生を傷つけたくないって気持ちはわかります。でもその気持ちが向かう先が何となく釈然としないんですよね。そしてそれを受ける相澤も相澤自体がどうしたいのか、何を求めているのか、これは前作からずっと不明なまま。
そして成瀬の雇い主であるヤクザ若頭もいいキャラなんだし、もっと何か明確なものがあってもいいだろうに・・・。
イラストが水瀬雅良さんなのが唯一救われる。眼の保養になります。
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